事故物件はやめたほうがいい理由3選【実際に住んでみた人の感想を調査】

できるだけ家賃を抑えたいとき、目に止まるのが事故物件。事故物件は通常の物件に比べて家賃が安く設定されています。しかし「安いから」という理由だけで事故物件を選ぶと、後悔する可能性が高いです。

この記事では、事故物件はやめたほうがいい理由を解説します。記事を読めば、本当に事故物件は避けるべきなのか分かります。

事故物件をやめたほうがいい理由は、精神的な負担を感じるからです。何も気にせず快適に暮らしたいなら、事故物件を選ぶのはおすすめしません。

事故物件はやめたほうがいい理由3選

事故物件をやめたほうがいい理由は以下のとおりです。安易に事故物件を選ぶと後悔します。

精神的な負担を感じる

事故物件をやめたほうがいい理由は、精神的な負担を感じるからです。物件の状態や家賃の価値などを常に気にすることになります。事故物件の負担感や緊張感は、ストレスの原因になる可能性が高いです。

家賃が安いからといっても、精神的なストレスに比べれば割に合いません。最初は家賃が安くて嬉しくても、徐々に後悔する気持ちが強くなります。

よほどメンタルの強い人でない限り、事故物件はやめたほうがいいでしょう。事故物件に住むと精神的な負担から、すぐに引っ越しを余儀なくされる可能性が高いです。

不可解な現象が起こる

事故物件をやめたほうがいい理由は、不可解な現象が起こるからです。事故物件で起こりうる現象はいくつかあります。

事故物件での怪奇現象に対して、化学的な根拠はありません。事故物件に住んでも何も起こらないことは多々あります。

人によって恐怖を感じるのが事故物件です。「霊感がある」「メンタルが弱い」という人なら、事故物件はやめたほうがいいでしょう。

民度が低い傾向がある

事故物件をやめたほうがいい理由は、民度が低い傾向があるからです。あえて事故物件に住むのは、家賃をできるだけ抑えたい人だと考えられます。「家賃を抑えたい=お金がない」と考えられるため、民度が低い可能性が高いです。

お金に余裕のある人が、あえて事故物件に住むことはありません。お金がないから仕方なく事故物件を選んでいる人が多いです。共用部分が荒れていたり、騒音トラブルが発生したりする可能性があります。

審査が緩いのも、事故物件の民度が低い理由の一つ。ほかの物件では審査が通らない人も、事故物件に集まってきます。事故物件の民度は決して良いとは言えません。

事故物件に住んでみた人の感想

事故物件に住んでみた人の感想をSNSで調査しました。事故物件のリアルな生活を参考にしてください。

住んでみたけど何もなかったという感想

住んでみたけど音や臭いがあったという感想

住んでみたけど後悔したという感想

YouTubeに投稿された住んでみた人の感想

事故物件とは？

事故物件に決まった定義はありません。一般的には、心理的瑕疵や物理的瑕疵のある物件を指します。

心理的瑕疵とは、心理的な障害や不安、ストレスなどが発生する状態のこと。心理的瑕疵のある物件の具体例は以下のとおりです。

物理的瑕疵とは、物理的な障害や損傷、故障などがある状態のこと。物理的瑕疵のある物件の具体例は以下のとおりです。

不動産屋による告知義務は3年間

物件が事故物件と判断された場合、不動産業者は顧客に通知する義務があります。告知義務があるのは、事故発生から3年間です。「国土交通省のガイドライン」によって定められています。

告知義務があるのは、入居後のトラブルを防ぐためです。3年間を超えた場合、事故物件の告知義務は発生しません。しかし、全国ニュースで取り上げられる重大な事件が起きた場合は告知義務が発生します。

事故物件の告知義務がない事例

事故物件の告知義務がない事例は以下の2つです。事故物件としては扱われません。

自然死・持病での病死

人が自然死や持病によって死亡した場合、事故物件として通知する必要はありません。人の死による告知義務が発生するのは自殺や殺人、火災事故による死だけです。

共用部分・隣接物件での事故

共有部分や隣接物件で事故が発生した場合、事故物件として通知する必要はありません。事故物件としての告知義務があるのは、該当の部屋のみです。

共有部分で人の死が発生しても、各部屋は通常の物件として扱われます。共有部分や隣接物件での事故が気になるなら、不動産屋に確認してみてください。

事故物件に住むメリット

事故物件に住むメリットは3つあります。メリットに魅力を感じるのであれば、事故物件を検討するのも一つの方法です。

家賃が安い

事故物件は通常よりも家賃が安い傾向があります。一般の物件に比べて需要が少ないからです。「事故物件は家賃を安くするべき」と、法律的に規定されているわけではありません。

「ホームズ」が行った調査によると、事故物件に住む7割以上の人が相場よりも安い家賃であることが分かりました。「イエコン」によると、事故物件の家賃は相場より20〜30%ダウンするとのことです。

ただし、家賃は事故物件の種類によって変わります。心理的瑕疵や物理的瑕疵が大きいほど、家賃が安くなると考えてください。「家賃が安くなる=問題も起きやすくなる」ということです。

交渉に応じやすい

事故物件はほかの物件よりも交渉に応じてくれやすい傾向にあります。世間的な需要が低いからです。

管理人は空き家にするくらいなら、家賃が安くても住んでもらいたいと考えています。家賃や設備などの交渉に応じてくれる可能性が高いです。

事故物件を選ぶ場合は、積極的に条件を交渉してみてください。赤字になるくらいなら、管理人にとって不利な条件でも受け入れてくれます。

珍しい体験ができる

事故物件に住むと、ほかにはない珍しい体験ができます。事故物件で起こりうることは以下のとおりです。

普通ならデメリットになりうることも、刺激を求める人にとってはメリットです。事故物件に住んでいることは、話のネタにもなります。

事故物件を見極める方法

事故物件を見極める方法は以下の3つです。事故物件か疑わしい場合は実践して確かめてみてください。

事故物件か聞く

事故物件を見極めるには、物件のオーナーや不動産屋に事故物件かどうかを聞くことが重要です。事故物件は告知義務があるため、オーナーや大家は真実を伝えなければいけません。

しかし、過去に事故物件であってもオーナーや不動産屋が告知しない場合があります。事故物件かどうかを確認するためには、ほかの方法も利用してください。
» 事故物件の告知義務がない事例

「大島てる」を使う

「大島てる」というサイトを使うことで、事故物件を簡単に見つけられます。「大島てる」では、事故物件に関する情報が詳細に掲載されているからです。

「大島てる」を使えば、事故の種類や告知義務などを確認できます。気になる物件があれば、まず「大島てる」で検索してみてください。

「告知事項あり」で検索

お部屋探しサイト内において「告知事項あり」というキーワードで検索をかけると、事故物件の可能性がある部屋が見つかります。居住者を募集する際に、最初から候補者を厳選して時間を節約するためです。

以下のキーワードで検索をかけてみてください。

ただし、ほとんどの物件は賃貸サイト内で事故物件であることを公表していません。実際には、不動産屋やオーナーに確認するのが望ましいです。

事故物件に住むときに聞くべきこと

事故物件に住むときに聞くべきことは以下のとおりです。事故物件に住んで後悔しないためにも、必ず確認しましょう。

事故物件なった理由

事故物件に住むときは、事故物件になった理由を聞いてください。どのような理由で事故物件になったか聞けば、本当に住むべきか判断できるからです。

殺人事件や自殺の場合、部屋に怨念が残っている可能性があります。怪奇現象が起こるかもしれません。自然死の場合なら、そこまで気にする必要はなさそうです。

物理的瑕疵が原因で事故物件になっているなら、問題なく生活できるかしっかり検討しましょう。同じ事故物件でも、理由によって快適に過ごせるかどうかが違います。

家賃が安くなっているか

事故物件に住むときは、家賃が安くなっているか確認してください。多くの場合、事故物件は相場よりも安い家賃に設定されるのが普通です。

相場よりも家賃が安くないなら、交渉して家賃を削りましょう。同じアパート内の家賃と比較して、20〜30%安くするのが目安です。

事故物件はほかの物件よりも交渉が成功しやすい傾向にあります。お得に住むためにも、事故物件は積極的に家賃の交渉をしてみてください。

事故のあとに人が住んだか

事故物件に住むときは、事故のあとに人が住んだかを聞きましょう。事故のあとに住んだ人がどのような状況だったか聞けば、本当に住むべきか判断できます。

不動産屋に以下の状況をヒアリングしてください。

入居後すぐに退去している場合は注意が必要です。何か問題があった可能性が考えられます。退去の理由によっては、事故物件はやめたほうがいいでしょう。

事故物件に住める人の特徴

事故物件に住める人の特徴は以下のとおりです。該当する人は、事故物件に住んでも何も起きません。

霊感がない

霊感がない人は、事故物件に住んでも問題が起こる可能性が低いです。霊感がないと、心霊現象を何も感じません。事故物件でも問題なく過ごせます。

そもそも事故物件で心霊現象が起こることに対する根拠は何もありません。霊感がない人や心霊現象を信じない人にとって、事故物件はほかの物件と同じです。

家賃を抑えたい

とにかく家賃を抑えたいなら、あえて事故物件を選ぶのも一つの方法です。事故物件は相場よりも安い家賃に設定されています。事故物件を選べば、普通では住めないような物件に住めてお得です。

ただし「家賃が安いから」という理由だけで事故物件を選ぶのはNG。家賃が安いのには、それなりの理由があります。デメリットを考慮したうえで、本当に事故物件を選ぶべきか考えてください。

音や臭いが気にならない

音や臭いが気にならない人は、事故物件を選んでも問題が起こる可能性は低いです。事故物件に住む人のなかには音や臭いが嫌で退去を決める人もいます。気にならないのであれば、特に問題は起こりません。

事故物件に住む人のなかには、奇怪なラップ音や死臭を感じる人もいます。事実ではなくても、心理的なストレスから感じていることも多いです。

メンタルが弱い人なら、事故物件はやめたほうがいいでしょう。音や臭いのストレスですぐに退去を余儀なくされます。

住所が知られていても気にしない

住所が知られていても気にしない人は、事故物件を選んでも問題ありません。ニュースになった事故物件は話題になり、見学に訪れる人もいます。

住所が知られている事故物件は、イタズラで郵便を送ってくる人もいるので注意が必要です。住所を知られるストレスに耐えられそうにない人は、事故物件は事故物件はやめたほうがいいでしょう。

できれば事故物件はやめたほうがいい

特別な理由のない限り、事故物件を選ぶのはおすすめしません。事故物件に住むとさまざまな弊害が発生します。

事故物件をやめたほうがいい理由は以下のとおりです。

「安くて良い物件がなかなか見つからない…」と悩んでいませんか？条件に合う物件が見つからないのは、単に探し方を間違えている可能性があります。

理想の物件を見つけたいなら「一人暮らし向けおすすめのお部屋探しサイト」で探してみてください。条件に合う物件が無料で見つかります。チャットでプロに無料相談できるお部屋探しサイトもあるので、まずはお試ししてみてください。

＼無料で理想の物件を発見！／