- 一人暮らしで家賃を払うのがもったいない…
- 一人暮らしよりも実家暮らしのほうがよくない?
- 一人暮らしするとお金が貯まらないし…無駄では?
一人暮らしをするためには多くのお金や労力を必要とします。実家暮らしと比べて無駄に感じる人も少なくありません。しかし「無駄だ」と言って実家暮らしを続けると後悔する可能性も…。
この記事では、一人暮らしが無駄ではない理由を解説します。記事を読めば、今後の人生において自分のやるべきことが明確になります。
一人暮らしをしないと精神的に自立できません。実家暮らしで30代を過ぎてくると「20代の内に一人暮らししておけばよかった…」と後悔します。
一人暮らしには家賃以上のメリットがたくさんあります。
一人暮らしが無駄ではなかった3つの理由
一人暮らしは無駄ではありません。無駄ではない理由は以下の3つです。
自立できる
一人暮らしを始めると自立できます。自立するために一人暮らしを選ぶことは効果的です。お金の管理や家事など、生きていく上で必要なことを身につけられます。
- 金銭面での自立
- 生活面での自立
- 精神面での自立
ただし「一人暮らし=自立」とは言い切れません。実家暮らしでも自立する方法はあるからです。
» 「一人暮らし=自立」ではない理由
一人暮らしはあくまで「自立のサポートに効果的」ということ。自立できるかは自分次第です。
実家暮らしでは「自立している」と勘違いしがちです。
自由を獲得できる
一人暮らしを始めると自由を手に入れられます。何をやるにも自分次第で、誰にも文句を言われないからです。
- 住む場所は自由
- 毎日の食事は自由
- 就寝・起床時間は自由
実家暮らしでは家族と共に住んでいます。ペースをあわせて生活しなければいけません。
しかし、一人暮らしを始めるとすべて自分で決められます。自由を獲得できるのは一人暮らしでもっとも大きいメリットであり、決して無駄ではありません。
» 一人暮らしはするべきか?【男女共通】
両親のありがたみがわかる
一人暮らしを始めると両親のありがたみを感じられます。今までは両親がやってくれていたことも、すべて自分でやらなければいけないからです。
- 掃除・洗濯
- 食事の準備
- お金の管理
実家にいても両親のありがたみを感じているはず。しかし、離れてから初めてわかることもたくさんあります。
ありがたみがわかると両親のことをより大切にできます。
実家近くでもOK
実家の近くでも一人暮らしはおすすめです。ただし両親に依存しないように注意しましょう。実家近くでも自立した生活を送ってください。
» 実家近くでも一人暮らしをするべき理由
一人暮らしで無駄だったと感じた3つのこと
一人暮らしでも無駄にすることがあります。筆者が実経験で無駄にしてしまったことは以下の3つです。
お金の無駄遣い
一人暮らしを始めた頃はお金の無駄遣いをしてしまいます。お金の使い方がわからず、必要のないことにお金を使ってしまうからです。
- 無駄な食材の購入
- 無駄な日用品の購入
- 無駄な家具・家電の購入
お金の使い方が自由になる分、無駄な買い物も増えてしまいます。
「一人暮らしが無駄」という人の中には「家賃が無駄」という人がいます。しかし、家賃は自由を得たり自立したりするための投資です。無駄ではありません。
お金の無駄遣いは事前に気をつけておけば大丈夫です。
時間の無駄遣い
一人暮らしをでは時間を無駄遣いしてしまいます。時間的な自由が手に入る分、使い方次第で無駄になるからです。
- 自炊の時間
- 家事の時間
- 睡眠の時間
自己管理をしっかりしなければ昼すぎまで寝てしまうということも…。時間を大きく無駄にしてしまいます。
実家暮らしの頃は食事の準備や家事を両親がやってくれることが多いです。一人暮らしはすべて自分でやらなければいけません。
「やること」と「やらないこと」をきっちりと決めなければ時間の無駄遣いとなります。自分の時間を確保できません。
自炊は時間の無駄
一人暮らしでは自炊をしない生活がおすすめです。自炊しないだけで時間とお金を節約できます。料理ができないと健康的な食事にもなりません。
» 一人暮らしは自炊しないほうがいい理由
労力の無駄遣い
一人暮らしでは労力も無駄遣いしてしまいます。生活に関することはすべて自分次第となり、取捨選択できないからです。
生活するためにやるべきことは下記の通り、大きな労力を必要とします。
- 自炊の労力
- 掃除の労力
- 洗濯の労力
実家にいた頃は使わなかった労力を必要とするのが一人暮らしです。
しかし、労力の無駄を減らす方法はあります。時短家電や家事代行サービスを利用しましょう。
» 社会人の一人暮らしで大変なこと
一人暮らしを無駄にしないための注意点
一人暮らしは過ごし方によって無駄に過ごしてしまいます。一人暮らしを無駄に過ごさないためにも以下の点に注意しましょう。
自炊はしない
一人暮らしを無駄に過ごさないためにも自炊はやめましょう。自炊は多くの時間と労力を必要とします。「やらない」と決めるだけで無駄がなくなるからです。
下記の通り、自炊しなくても食事をする方法はたくさんあります。
- 弁当
- 外食
- デリバリー
自炊をしない場合、健康面や金銭面が気になる人も多いです。しかし、実は自炊のほうが心配です。
料理の経験がない人が自炊しても健康的な食事にはなりません。むしろ栄養の偏った料理になりがちです。
» 一人暮らしは自炊しないほうがいい理由
自炊をやめれば健康的で時間に余裕のある生活を送れます。
無駄遣いをしない
一人暮らしでは無駄遣いをしないように気をつけましょう。無駄遣いをしないことで、お金だけでなく快適な生活を手に入れられます。
- お金の節約
- スペースの節約
- 集中力・生産性の向上
無駄遣いをしないことでお金の節約に繋がります。ものが増えないので部屋のスペースの節約も可能です。
» 一人暮らしに必要なものリスト
無駄なものが部屋からなくと集中力が高まり、生産性も向上します。自宅でやりたいことにより注力できるので、充実した毎日を送ることができるのです。
生活スタイルを整える
一人暮らしでは生活スタイルを整えましょう。自由な生活を獲得できる分、良い方向にも悪い方向にも転がりやすくなるからです。
下記のように生活スタイルを整えると時間的な無駄をなくすことができ、毎日の生活が充実します。
- 適度な運動をする
- 健康的な食事をとる
- 就寝・起床時間を整える
生活スタイルが整えられていないと、ダラダラと昼寝やスマホゲームなどをして無駄に時間を使います。一人暮らしを無駄にしないためにも、生活スタイルを整えることを心がけてください。
» 一人暮らしを始める最適な年齢は何歳から?
生活スタイルが整うと自分の時間をより充実させられます。
一人暮らしをしないともったいない3つの理由
一人暮らしを「無駄だ」と言って実家暮らしを続けるとヤバい事実があります。以下3つのデメリットを受け入れた上で、本当の実家暮らしを続けるのか検討してください。
自立できない
一人暮らしが「無駄だ」と言って何もしない人は自立できません。今後もあらゆる面で両親を頼ることになり、一人で生きていく力が身につかないからです。
一人前の大人になるには下記3つの面で自立する必要があります。
- 金銭面での自立
- 生活面での自立
- 精神面での自立
「一人暮らしができない」と考えるのは単なる甘えです。社会人として給料をもらっているなら一人暮らしはできます。
» 一人暮らしができないのは甘えである理由
自立するためにも一人暮らしを始めましょう。
結婚できない
一人暮らしが「無駄だ」と言って何もしない人は、結婚できない確率が高くなります。一人暮らしをしていない人と結婚したいと思う人は多くないからです。
マイナビウーマンが2017年2月に行ったWebアンケートがあります。結果、約8割の男性が一人暮らしの女性と付き合いたいと答えていました。
(参考:マイナビウーマン)
2015年に国立社会保障・人口問題研究所が行った調査もあります。調査の結果では、7割以上の人が親と同居の場合に未婚であることもわかりました。
(参考:国立社会保障・人口問題研究所)
あなたが結婚したくないのであれば問題ありません。しかし、両親はずっと健在ではないことも理解しておきましょう。
» 一人暮らしを親に反対されるときの説得方法
親孝行できない
一人暮らしが「無駄だ」と言って何もしない人は、親孝行ができていないことに気づきましょう。親を安心させることが最大の親孝行になるからです。
下記の状態は、両親を安心させているとは言えません。
- 自立できていない
- 結婚できていない
自立して一人で生きていける証拠を残すことこそ最高の親孝行です。一人暮らしをすることで両親のありがたみがわかり、より大切にすることもできます。
親孝行できなくて後悔する前に一人暮らしを始めましょう。
一人暮らしを無駄ではないと理解したらやるべき3つのこと
一人暮らしが無駄ではないと理解できたら、以下3つの行動を起こしてみてください。あなたの人生が大きく変わります。
STEP 1:初期費用を準備する
まずは一人暮らしを始めるための初期費用を準備しましょう。一人暮らしを始めるためには下記のような費用が必要です。
項目 | 費用 |
---|---|
敷金 | 家賃の1〜2ヶ月分 |
礼金 | 家賃の1〜2ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃の0.5〜1ヶ月分 +消費税 |
前家賃・前管理費 | 家賃の1ヶ月分 |
保証会社の手数料 | 家賃の0.5〜1ヶ月分 |
鍵の交換費 | 1〜2万円 |
火災保険料 | 1〜2万円/年 |
地域や希望する生活スタイルによっても変わります。できれば30〜75万円は用意しておくのが理想です。
実家暮らしほどお金を貯めるのに適した環境はありません。実家暮らしであれば必ず初期費用を準備できます。
STEP 2:物件を探して手続きする
初期費用の準備ができたら、一人暮らしで住む物件を探します。
不動産屋でお部屋探しするのはおすすめできません。紹介される物件が限定的で、その場の雰囲気に流されてしまいます。
お部屋探しサイトは30以上ありますが、実は一人暮らしにおすすめできるのは少ししかありません。「一人暮らしにおすすめのお部屋探しサイト」を利用すれば、無駄にはならない理想の物件が見つかります。
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初めての一人暮らしなら1Kを選べば間違いありません。資金に余裕があれば、1DKや1LDKもおすすめです。
間取り | 家賃 | スペース | 掃除 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
ワンルーム | かなり安い | 狭い | かなり簡単 | 詳細を見る |
1K | 安い | やや狭い | 簡単 | 詳細を見る |
1DK | 安い | 普通 | やや大変 | 詳細を見る |
1LDK | やや高い | やや広い | やや大変 | 詳細を見る |
2K | 安い | やや狭い | やや大変 | 詳細を見る |
2DK | やや高い | やや広い | やや大変 | 詳細を見る |
2LDK | 高い | 広い | 大変 | 詳細を見る |
希望する物件が見つかったら入居の手続きに進み、実際の入居日を決めましょう。物件の契約は想像以上に簡単です。不動産屋やお部屋探しサイトの説明通りに動けばいいだけなので安心してください。
部屋を探すのは無料なので、まずは希望エリアの物件を見てみましょう。
STEP 3:新居へ引越しをする
実際に入居する日が決まったら、あとは引越しをするだけです。一人暮らしの引越し方法には、大きく分けて以下3つの方法があります。
- 引っ越し業者に頼む
- 軽トラックを借りて荷物を運ぶ
- 自車・友人の車などで荷物を運ぶ
初めて一人暮らしの場合は荷物が少ないです。引越し業者に頼む必要はありません。
引越し業者に頼むと費用が3〜10万円かかります。できれば軽トラックや自車、友人の車などで荷物を運ぶことをおすすめします。
引越しが完了すれば、あなたの人生にとって大きな一歩となる一人暮らしのスタートです。
» 一人暮らしの引越しは自分でやるべき理由
一人暮らしは無駄ではない
一人暮らしは無駄ではありません。家賃以上のメリットがあるからです。
実家暮らしを続けるのはリスクがあります。以下3つのリスクを理解した上で、実家暮らしを続けるべきか考えましょう。
一人暮らしはすべての人におすすめできるわけではありません。一人暮らしをしないほうがいい人も中にはいます。
自分が一人暮らしをするべきかよく考えて行動しましょう。
» 一人暮らししないほうがいい人の特徴
しかし、ずっと実家暮らしで一人暮らしをしないのはもったいないです。人生で貴重な時間を無駄にしたくないと考えているなら、一人暮らしを始めることをおすすめします
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