- 一人暮らしの引越しは自分でできる?
- 引越しは自力と業者のどっちがいい?
- できるだけ費用を抑えて引越しを済ませたい!
一人暮らしの引越しでは荷物が少ないため、自分で済ませたいと思う人は多いです。しかし「費用を抑えたい」という考えだけで自力の引越しを進めると後悔しかねません。
この記事では、一人暮らしの引越しを自分でやるべき理由と注意点を解説します。記事を読めば、自分で引越しをするべきか業者に依頼するべきかわかります。
初めての一人暮らしなら自分で引越しするのがおすすめです。業者に依頼するよりもはるかに費用を抑えられます。
引越しに手間をかけたくないなら業者への依頼がおすすめです。
一人暮らしの引越しは自分でやるべき3つの理由
一人暮らしの引越しを自分でやるべき理由は3つです。
- 費用を節約できる
- 必要なものを選別できる
- 実行する日程の調整が不要
費用を節約できる
一人暮らしの引越しを自分でやれば費用を節約にできます。引越し業者に依頼するよりも、自分でやるほうが安く済むからです。
車を準備できれば費用はほとんどありません。自分で引越しをして節約すれば、家具や家電を購入する費用に使えます。
「引越し侍」によると、業者に依頼した場合の引越し費用は以下の通りです。
移動距離 | 単身引越しパック(平均) | 単身引越し(平均) |
---|---|---|
市内 | 19,250円 | 29,700円 |
県内 | 24,150円 | 32,500円 |
遠距離 | 34,650円 | 77,970円 |
少しでも費用を節約したい人は自分で引越しをしましょう。
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必要なものを選別できる
一人暮らしの引越しを自分でやると持っていく荷物を取捨選択できます。1回に持っていける荷物が少なくなり、無駄なものを持っていかなくなるからです。
必要ないものを実家に置いていけばスッキリとした部屋を作れます。
- 荷物が増えない
- 部屋がスッキリする
- 引越し後の手間がない
ものは捨てないと延々に増えていく一方。引越しはいいタイミングです。
必要ないものまで持っていくと後で捨てるハメになることに…。引越しを自分でやるのはおすすめです。
» 一人暮らしに必要なものリスト
実行する日程の調整が不要
一人暮らしの引越しを自分でやると好きな日程で引越しできます。引越し業者に依頼すると向こうの都合がありますが、自分でやれば日程を自由に決められるからです。
引越し業者に依頼すると日程のやりとりなど、余計なストレスがかかります。
- 日程が自由
- 業者とのやりとりがない
- 無駄なストレスがかからない
特に引越しの繁忙期だと日程の調整も難しいです。わざわざ仕事の調整をしなければいけません。
しかし、引越しを自分でやれば休みに合わせて実行すればOK。無駄なことはしなくて済みます。
一人暮らしの引越しは自分でやるときの注意点
一人暮らしの引越しは自分でやる際には注意点があります。後悔しないためにも、実行する前に押さえておきましょう。
- 人手が必要
- 往復が必要
- 破損などのリスク
- 引越し先の規約を確認する
人手が必要
一人暮らしの引越しでも人手が必要になります。一人分の荷物とはいえ、大きい荷物の運搬や駐車の問題もあるからです。
できれば2〜3人、最低でも一人は手伝ってくれる人を確保しましょう。少し時間はかかりますが、自分を入れて2人いれば引越しできます。
手伝ってくれる友人がいないときは、家族に頼むなどなんとか人手を確保してください。
往復が必要
一人暮らしの引越しを自分でやると何回か往復が必要になります。車両によっては荷物を1回で運搬できないため、少しずつ運ぶ必要があるからです。
下記の通り、大きめの車両を用意できたり複数台の車両を用意できたりすれば問題ありません。
- バン:2〜3回
- 軽トラック:1〜2回
- 1tトラック:1回
レンタカーは大きいほど費用もかかります。予算と相談してどのパターンで引越しするか決めましょう。
破損などのリスク
一人暮らしの引越しを自分でやると荷物が破損するリスクを伴います。引越し業者の慣れたプロの手つきではなく、あくまでも素人の運搬だからです。
- 運搬のときは細心の注意を
- ダンボールにしっかり詰める
小さい小物類はダンボールに詰めて運搬すればほとんど問題ありません。しかし、大型の家電や家具を運搬するときは注意が必要です。
特にアパートの壁にぶつけて凹ませるなどしないよう十分に注意しましょう。
引越し先の規約を確認する
自分で引越しする前に、一人暮らしをする物件の規約を確認しましょう。物件によっては自分での引越しを禁止していることがあります。
規約ではOKでも、エレベーターを占領されると住民は迷惑です。あらかじめ大家さんに了承を得ておくなど必要になることもあります。
引越し業者に依頼すれば、規約などを心配することはありません。面倒なことはすべて引越し業者が行ってくれます。
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一人暮らしの引越しは自分でやるべき人
一人暮らしの引越しを自分でやるべき人は以下の通りです。当てはまっていないければ引越し業者への依頼も検討しましょう。
- 荷物が少ない人
- 持ち運びに自信がある人
- 費用を安く済ませたい人
荷物が少ない人
荷物が少ない人は自分で引越ししましょう。荷物が少なければ労力は少なくて済みます。
特に初めての一人暮らしでは運ぶ荷物が少ないです。家具・家電を新しく購入すれば、ほとんど持っていくものはありません。
荷物が多い人は引越し業者への依頼を検討しましょう。単身パックであれば3万円程度で引越しできる場合もあります。
持ち運びに自信がある人
荷物の持ち運びに自信があるなら自分で引越ししましょう。業者に依頼しなくてもスムーズに引越しできるはずです。
例えば以下のような状況です。
- 近場での引越し
- 引越し先が1階で簡単
- 人数を十分に確保できる
- 引越し業者に勤めた経験がある
荷物の持ち運びに不安があるなら引越し業者への依頼を検討してください。壁など建物を傷つけるリスクがあります。
近場や1階への引越しは手間が少ないため自分でも引越しできます。
費用を安く済ませたい人
費用を安く済ませたいなら自分で引越しを進めましょう。自分で引越しすれば費用はほとんどかかりません。
ただし友人に手伝いを頼む場合は、何かしらの「お礼」が必要です。無駄に働かせて見返りがないのは失礼に値します。
複数人に手伝ってもらう場合、お礼で費用がかかることも…。無料で頼む場合は事前に「何もできないけどいい?」など了承を得ておきましょう。
一人暮らしの引越しを自分でやる方法
一人暮らしの引越しを自分でやる方法は以下の通りです。
- 人手と車両を確保
- 荷物を梱包する
- 荷物を新居に運び込む
STEP 1:人手と車両を確保
まずは引越しを手伝ってくれる人と車両を確保しましょう。人員と車両がなければ引越しできません。
一人暮らしの引越しで人手は2〜3人が理想です。家族や友人など、日程の都合の良い人を探してください。
- ドライバー:1人
- 運搬してくれる人:1〜2人
車両を用意する選択肢は以下の3つです。
- 自分の車両
- 友人の車両
- レンタカー
レンタカーは費用が発生します。できれば自分か友人の車両を用意するのがおすすめです。
引越し業者に依頼するよりレンタカーを準備するほうが安く済ませられます。レンタカーなら軽トラックか1tトラックで十分です。
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STEP 2:荷物を梱包する
人手と車両を確保できたら運ぶ荷物を梱包します。小物類はダンボールに詰めないとバラバラになるため必ずまとめましょう。
ダンボールは近くのスーパーで手に入ります。手間をかけたくなければAmazonや楽天市場で購入しましょう。
荷物の梱包には時間がかかります。引越しの前日ではなく、数日前から行っておくのがおすすめです。
普段からよく使うものは梱包できません。使わないものから徐々に梱包していきましょう。
割れ物がある場合はエアクッションを利用すると安全です。エアクッションは100円ショップやAmazon・楽天市場でも購入できます。
STEP 3:荷物を新居に運び込む
最後に梱包した荷物を新居に運び込みます。新居に荷物を運んだら引越し作業は完了です。以下の手順進めましょう。
- 旧居から荷物を車両へ
- 車両を新居の前に駐車
- 車両から荷物を新居へ
駐停車に関する日本の法律は以下の通りです。
- 駐車
- 継続して停止すること
運転者が近くにいなくてすぐに運転できないこと - 停車
- 荷物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のもの
荷物の積み下ろしで5分以内の停止は停車になります。
しかし5分で引越しの積み下ろしはほぼ不可能です。ドライバーを一人、運転席か車両の近くに配置してください。
引越しを2人で行う場合は少しづつ運ぶか、近くのパーキングに停めましょう。
一人暮らしの引越しを自分でやろう
初めての一人暮らしでは自分で引越しするのがおすすめです。理由は3つあります。
- 費用を節約できる
- 必要なものを選別できる
- 実行する日程の調整が不要
予算に余裕があって手間をかけたくないなら引越し業者に依頼しましょう。プロがすべての作業を安全に行ってくれます。
引越し業者の単身パックであれば、費用は3万円程度〜です。引越し業者の費用が気になる人は、まず見積もりをして最安値の業者を調べてみてください。
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最適な引越し方法でスムーズに一人暮らしをスタートしましょう。