- 一人暮らしで2LDKは贅沢?
- どのくらいの収入があれば2LDKに相応しい?
- 一人暮らしの部屋選びに失敗したくない!
2LDKだと1Kや1LDKよりも家賃が高いです。2LDKは一人にしては間取りが広く、何も考えずに選ぶと使いこなせません。
この記事では、一人暮らしで2LDKが贅沢か解説します。記事を読めば、2LDKを選ぶべきか正しい判断を下せます。
収入の1/4程度の家賃で2LDKの物件が見つかるなら2LDKはおすすめです。仕事部屋や趣味部屋など、生活以外のスペースを確保できます。
2LDKだと家賃だけでなく光熱費も高くなることに注意してください。
一人暮らしで2LDKは贅沢?
一人暮らしに2LDKは贅沢か、実際に住んでいる割合と共に解説します。
一人暮らしに2LDKは広い
一人暮らしで2LDKは広いです。2LDKは二人でも住める大きさの間取りだからです。
一人暮らしで2LDKに住む場合は、以下の状況をおすすめします。
- 荷物が多い
- 同棲・結婚の予定がある
- 仕事部屋・趣味部屋が欲しい
上記にお該当しない場合、2LDKの広さを使いこなせません。
一人暮らしで2LDKに住む人は2.9%以下
一人暮らしで2LDKに住んでいる人は少ないです。スーモが調査した結果によると、一人暮らしで2LDKより大きい間取りに住んでいる人の割合は2.9%以下でした。
(参考:SUUMO)
一人暮らしで2LDKに住む価値を多くの人は感じていません。2LDKに住むデメリットが大きいからです。
» 一人暮らしで2LDKに住むデメリット
一人暮らしで2LDKは贅沢
一人暮らしで2LDKに住むのは贅沢です。一人なら1K・ワンルームでも十分に暮らせます。
2LDKに住むのは以下の状況にある人です。
- 資金に余裕がある
- 優雅な生活を楽しみたい
- 生活水準を向上させたい
初めての一人暮らしで2LDKを選ぶ必要はありません。社会人として収入に余裕が出てきた場合のみ2LDKを検討しましょう。
一人暮らしで2LDK|広い間取りのデメリット5選
2LDKで一人暮らしをするデメリットは5つです。2LDKを検討している人は必ず押さえておきましょう。
- スペースが余る
- 広すぎて寂しい
- 掃除がめんどくさい
- 家賃・光熱費が高い
- 無駄なものが増えやすい
スペースが余る
一人暮らしで2LDKに住むとスペースが余ります。一人暮らしの荷物は少ないです。2LDKの広さだと余裕がありすぎます。
初めての一人暮らしなら荷物はあまりありません。多くのスペースが余ります。
- 荷物が少ない人:ワンルーム・1Kなど
- 荷物が多い人:2LDK・2DKなど
初めての一人暮らしは1Kやワンルームでも十分です。自分の荷物の量に合わせて部屋の大きさを決めましょう。無駄なスペースに家賃を払うことはありません。
» 一人暮らしに6畳の1Kは狭い?
広すぎて寂しい
一人暮らしで2LDKに住むと寂しい気持ちになることがあります。2LDKだと無駄なスペースが生まれるからです。
無駄なスペースのない1K・ワンルームに住めば寂しさは感じません。寂しがり屋が2LDKに住むのは精神的にもデメリットです。くれぐれも注意してください。
» ワンルームのメリット・デメリット
掃除がめんどくさい
一人暮らしで2LDKに住むと掃除が大変です。2LDKは1Kに比べて広く、一人ですべてを管理しなければいけません。
- ワンルーム・1Kなど:掃除が簡単
- 2LDK・2DKなど:掃除が大変
仕事などで忙しい人にとってプライベートの時間は貴重です。貴重な時間を掃除に使うことになります。
一人暮らしで2LDKに住む場合は、お掃除ロボットや家事代行サービスを使うなど工夫しましょう。
» 一人暮らしに掃除機がいらない理由
» 一人暮らしで家事ができないときの対処法
家賃・光熱費が高い
一人暮らしで2LDKに住むと家賃や光熱費が高くなります。部屋が広くなるほど家賃は高くなるからです。光熱費も広い部屋だとエアコン代などの電気代が多くかかります。
- ワンルーム・1Kなど:家賃・光熱費が安い
- 2LDK・2DKなど:家賃・光熱費が高い
1K・ワンルームなどの狭い部屋であれば家賃は安くなるのが普通です。
家賃や光熱費は毎月のランニングコストなので馬鹿になりません。資金に余裕がない人は、贅沢な2LDKに住むのはやめておいたほうが無難です。
無駄なものが増えやすい
一人暮らしで2LDKに住むと無駄な荷物が増えやすくなります。「広いから置けるか…」と、ついつい無駄なものを買ってしまうからです。
2LDKに住める人は資金に余裕があります。特に無駄な買い物をしてしまいがちです。
- スペースがない:無駄買いしない
- スペースがある:無駄買いする
あくまでも個人の管理能力が関係するところ。無駄な買い物をしないように意識すれば大丈夫です。
一人暮らしで2LDKに住むなら無駄な買い物をしないように注意しましょう。
一人暮らしで2LDKに住む5つのメリット
一人暮らしで2LDKに住むとメリットもたくさんあります。
- 広くて開放的
- 豊富な収納力
- 同棲・結婚もそのままでOK
- 来客時に隠したいものを隠せる
- 用途に合わせて部屋を分けられる
広くて開放的
一人暮らしで2LDKに住むとスペースが広くて開放的です。1Kなどの狭い部屋にある閉塞感はなくのびのびとできます。
- 運動がしやすい
- インテリアが置きやすい
- 大きな家具も邪魔にならない
スペースが広いと生活を豊かにできます。「閉塞感に我慢できない」「広くて開放的な部屋に住みたい」という人は2LDKを選びましょう。
豊富な収納力
一人暮らしで2LDKに住むと収納に困りません。一人で住むには広く、豊富な収納を備えている場合が多いからです。
- ワンルーム・1Kなど:収納力が低い
- 2LDK・2DKなど:収納力が高い
荷物が多い人や今後を考えて収納に余裕を持っておきたい人は2LDKを選びましょう。
同棲・結婚もそのままでOK
一人暮らしで2LDKに住めば、同棲や結婚をするときに引越しの必要がありません。2LDKであれば2人でも住めるからです。
- 2LDKに一人暮らしで住んでおく
- 同棲・結婚が決まる
- そのまま2LDKの部屋に住む
恋人がいて同棲や結婚の予定あれば2LDKを選ぶと安心です。恋人がいない人でも、将来のために2LDKを選ぶことはいけないことではありません。
来客時に隠したいものを隠せる
一人暮らしで2LDKに住むとお客さんが来たときでも問題ありません。隠したいものを隠して、きれいなリビングで楽しく過ごせるからです。
下記の通り、見せたくないものは寝室など見えない部屋にしまっておけます。
- たたんでいない衣類を違う部屋に
- ゴチャゴチャした荷物は別のへやに
- 自分が寝ている布団やベッドは寝室に
1Kなどの狭い部屋だと隠したくても隠せません。
用途に合わせて部屋を分けられる
一人暮らしで2LDKに住むと目的別に部屋を分けられます。2LDKはリビングと別に部屋が2つあり、効率的な使い方ができるからです。
下記の通り、寝室や仕事が場を分けるとメリハリのある生活が送れます。
- 寝室
- 仕事部屋
- 趣味部屋
一つしか部屋がないとメリハリがなく、ダラダラとした生活になります。用途に合わせて部屋を分けれるのは魅力的です。
一人暮らしで2LDK|贅沢な使い方
一人暮らしで2LDKに住む場合の具体的な使い方は以下の通りです。2LDKに住んだときを想像してみてください。
- 寝室&仕事部屋
- 寝室&趣味部屋
- 寝室&荷物置き場
- 寝室&ゲストルーム
寝室&仕事部屋
2つの部屋を「寝室」と「仕事部屋」にする使い方です。「寝るときは寝る」「仕事するときは仕事する」と、メリハリのついた生活を送れます。
仕事部屋を設けるのは以下の人におすすめです。
- 在宅ワーカー
- フリーランス
- 自宅で副業をする人
仕事部屋を設けると作業効率が上がります。時間を効率的に使いたい人におすすめの使い方です。
寝室&趣味部屋
2つの部屋を「寝室」と「趣味部屋」にする使い方です。 大きな荷物・スペースを必要とする趣味を持っている人におすすめです。
- 釣り・ゴルフ
- フィットネス
- フィギュア収集
1つの部屋を趣味専用とすれば、より充実した時間を過ごせます。思い切り趣味を楽しみたい人におすすめの使い方です。
寝室&荷物置き場
2つの部屋を「寝室」と「荷物置き場」にする使い方です。一人暮らし歴が長く、荷物が増えてしまった人におすすめの使い方です。
「ものを捨てられない人」は荷物が溜まる一方です。一人暮らし歴が長いと収納スペースには収まりません。
2LDKなら1つの部屋を丸々「物置」にすれば余裕で収納できます。荷物が増えすぎた人は2LDKを選ぶのもおすすめです。
寝室&ゲストルーム
2つの部屋を「寝室」と「ゲストルーム」にする使い方です。友人や家族が泊まりに来る人におすすめの使い方です。
1つの部屋を来客用にしておけば快く迎え入れられます。お客さんも気を使わず必要がありません。
誰も泊まりに来る予定のない場合は無駄なスペースです。
一人暮らしで2LDKに住む方法
一人暮らしで2LDKに住むための手順は以下の通りです。
- 資金を確認
- 物件を探す
- 入居手続きをする
STEP1:資金を確認
まずは一人暮らしで2LDKに住むための資金があるか確認しましょう。2LDKに住むには余裕のある資金が必要です。
2LDKはワンルームなどの狭い部屋に比べて家賃や光熱費が高くなります。
- 家賃・光熱費は払えるか?
- 食費・日用品費は払えるか?
- 生活費を引いても収入に余裕があるか?
家賃や光熱費は地方によって違います。東京23区の間取り別家賃相場は以下の通りです。
間取り | 家賃 |
---|---|
ワンルーム | 5.3万〜12.9万円 |
1K | 6.3万〜12.0万円 |
1DK | 6.7万〜15.0万円 |
1LDK | 9.1万〜22.4万円 |
2K・2DK | 6.9万〜19.8万円 |
2LDK以上 | 9.8万〜31.0万円 |
初期費用は家賃の4.5〜5倍ほどを想定しましょう。家賃10万円なら45〜50万円ほどです。
STEP2:物件を探す
一人暮らしで2LDKに住む資金力があるなら物件を探しましょう。物件探しはインターネットで行うのがおすすめです。
物件探しは不動産屋に行く方法もあります。しかし物件数が限られており、比較検討ができません。
- インターネットで物件を見つける
- インターネットで問い合わせする
- 内見をする
一人暮らしのお部屋探しにおすすめのサイトは以下の通りです。
サイト | ietty(イエッティ) | イエプラ | キャッシュバック賃貸 | ビレッジハウス | 部屋まる。 |
対応地域 | 東京23区 川崎市 横浜市 | 東京・神奈川 埼玉・千葉 大阪・京都・兵庫 | 全国 | 全国 | 東京 |
物件数 | 250万件以上 | 500万件以上 | 600万件以上 | 1,000件以上 | 都内格安物件最大級 |
特徴 | チャット接客型 | 契約までネットで完結 | 最大10万円の祝い金 | 初期費用が安い | 家賃6万円以下専門 |
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間取りを2LDKに絞って検索してみてください。
STEP3:入居手続きをする
内見まで済まして一人暮らしで住みたい部屋が見つかれば入居手続きをしましょう。初期費用を支払えば2LDKでの一人暮らしがスタートします。
入居時に必要な初期費用は下記の通りです。
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 各種保険など
- 数ヶ月分の家賃前払い
入居日が決まったら一人暮らしに必要なものを集めます。「一人暮らしに必要なものリスト」を参考に準備を進めましょう。
一人暮らしに2LDKはやや贅沢
一人暮らしで2LDKに住むのは贅沢です。しかし、お金に余裕のある人なら住む価値があります。
以下のデメリットを理解して2LDKに住むべきか検討しましょう。
- スペースが余る
- 広すぎて寂しい
- 掃除がめんどくさい
- 家賃・光熱費が高い
- 無駄なものが増えやすい
デメリットよりもメリットを大きく感じるなら2LDKは快適です。